友達にお勧めされてHuluで「すいか」を一気に観た。めちゃ良い作品だった。役者も光ってるし、テーマもシンプルで強かった。女性の自由や弱い男性、自由への羨望と自由での迷子。そしてシェアハウス。2003年の作品だけど、世界が抱える問題は膨れるばかりで解決していないと思った。20年近く前の作品なのに、古いと思わない。むしろ管理されていない人間らしさを感じた。単純に楽しそうで羨ましい暮らしをみた。僕も少し前までそんな空気の中を生きていたはずなのに。
お母さん役の白石加代子が特に凄い人だった。めちゃお母さんだし、愚か者だし、優しい人間でもあった。
作品の中から覚えてるメッセージ。
自分の選んだ生き方、選べてラッキーだ。
毎日同じような日々が続いたりするけれど、それは尊い生活だし、帰ってこられる場所でもある。そして同じ日は二度と帰ってこない。
次の瞬間何が起きて世界が一変してしまうかもしれないのだから、今の自分の環境をよく味わいながら生きていくのが良いよね。
ほんとだね。
