虐殺を止める

想像できると思うし、みんな想像したことあると思う。自分が戦地にいる状況。

今日も鴨川をチャリで走る。並べられてる死体。

爆撃で耳は聞こえなくなってしまった。二度と音楽は聴こえない。

目は傷ついて見えなくなってしまった。

手や足、頭が無くなっていき、痛みと諦めの中死ぬ。

これを想像したことあると思う。全員が。

あるいは一度は夢に見たことがあると思うんだ。

そうなった時に僕たちは必ず思うはず、

「今すぐに停戦して欲しい」

「安全な場所に逃げたい」

「医療を受けたい」

「生きたい」

こんなにも毎日僕たちは虐殺に勝手に加担させられているし、加担しない方法は無い。

色々思うこともあるけれど緊急アクションとしてBDSは有効だったと思う。でも生きてるだけで払ってる税金や、貧乏な生活に必要な商品を買うだけでもその金は武器へ注ぎ込まれると思う。

みんなそうだと思うけど、僕も虐殺に加担したく無い。どんなアクションだって、やるしか無いし、声を上げ続けるしか無いんだ。

もし提案されたアクション、それ自体に効果が無いと思ったとしても良いんだよ。

声を上げたり考えることを放棄して、人間のことを未来のことを想う想像力がこれ以上失われて、心や命の価値を空回りする創造性だけが尖り続けていくと、我々は滅亡するまで絶望的な淋しさを吸い込む事になる。相対的な幸せの基準がすでに崩壊している事に気づいてる? 人が殺されまくってるこの世界で、どこかより過ごしやすいとか、誰かより幸せだとか考える事は不可能だ。ほとんどの仕事はそれを強いてくるし、上司はパワーを使ってくるだろうけど、想像してくれ自分の子供や親が殺される事を。それが今大規模に起きているんだ。今まさに地球で。

家父長制的な幸せの基準のベースには欠陥がある。家族や仲間を大切にするために一家心中することを是とする落とし穴がある。

今、私たち人間が地球で一家心中している。

兵器を作る技術者はストを起こすべき。

兵器の運び屋はストを起こすべき。

兵士は目を覚ましてくれ。

そのどれでも無い人たちは表現して欲しい。

本当に何も言えなくなる前に、足掻いて欲しい。