2026.05.08 更新
僕はippku COFFEE(イプクコヒ)という名前でコーヒーロースターをやっています。
100g / 700円で好きなコーヒー豆を焼いて売っています。(挽いてのお渡しの場合100gにつき100円追加で頂いています。送料は430円です。)
https://www.instagram.com/ippku_coffee?igsh=c3E0Z3VkZmQ1aHFj&utm_source=qr

コーヒーの豆を買ったりして、淹れる時にいろんな方法があって困ったりした経験がある人多いと思います。僕の焼いたコーヒー豆は誰でも簡単に美味しく抽出できるようにしています。その方法を書いていきます。読んでみたら発見があるかもしれないので読んでみた方がいいかもしれません。
【お湯とコヒ豆🫘】
・ドリップは1杯(130ml)につき15g豆を使っています。
・熱湯を使っています。
・熱湯だとドリップの時間が長くなると不味くなるので2杯分以上一気にいれない方が良いです。たまに一杯ずつしかドリップしませんっていう喫茶店がありますが、抽出時間が長くなるとおいしくなくなるからという事なんですね。
【温度🌡️】
さっき熱湯を使うと書きましたが、熱湯にこだわりがあるわけではありません。コーヒー豆によっては温度低くしないと苦いものがあります。
僕はコーヒー豆を熱湯で淹れても美味しいと思うものを選んで焼いています。お湯の温度管理はめんどうなので。
また温度が高い方が多様な香りが抽出されます。複雑な香りのコーヒー豆を選んでいるので、そのポテンシャルを発揮するためには基本的には温度が高い方が良いです。
デメリットは雑味も多く抽出されてしまうという点。
もし抽出して、今日のコーヒーは熱湯だと苦いなーと思ったら温度を下げるというのも良いと思います。毎日コーヒーの具合は変わるので、何度が適切なのかを見つけるのは大変ですね。でも少し温度を下げるだけでも印象は変わります。
簡単でおすすめのお湯の温度を下げる方法は熱湯を使ってない鍋やカップに一度入れてからドリップするケトルに入れてあげる事でちょうどよく温度が下がります。
温度が下がることにより雑味が減りマイルドなコーヒーが抽出できますが、この方法だと安いコーヒー豆でも飲みやすくなります。
また、コーヒー豆の挽き具合を荒くする事でも雑味は抑えられます。
【道具⚖️】
※Amazonのリンクを貼ってますが、Amazonだと高いことがあります!
他のサイトと比較して購入してください!
ドリッパーは抽出が簡単なので円錐形がおすすめです。
円錐型ならフィルターはこれ一択です。めちゃくちゃいいです。これはAmazonだと高すぎなので、京都に住んでる人はkurasu店舗で買うのがおすすめ!
https://jp.kurasu.kyoto/collections/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-cafec
グラインダーは安いものだとボダムがオススメです。長持ちします。
僕が使ってるのはフジローヤルのみるっこ。
ボダム比較すると砕いたコーヒー豆の粒子が揃っており、ドリップする際に自由度が高まります。雑味もかなり減ります。
どちらもエスプレッソ用までひくことができます。
みるっこは微粉が飛ぶのでコーヒーサクラのパウダーコレクターも使用しています。便利です!
https://shop.coffeesakura.co.jp/products/mmirukko20
【蒸らし🧖】
最初に蒸らしというのをするんですが、コーヒー豆全体に熱湯をかけて濡らします。サーバーに少しお湯が落ちるくらい。
浅煎りだと濡らしただけでは粉の内部にむらができてしまうので、細いスプーンとかで濡らしたコーヒー豆をかき混ぜます。https://note.com/yuma_lightup/n/nefc5984aceda
蒸らし時間は30秒を基準にしています。それで濃いなら蒸らし時間を短くしたり、それで薄いなら蒸らし時間を延ばして好みを探ってみてください。(コーヒー豆は濡れて時間が経つほど雑味が強くなるので延ばしすぎない方が良いと思います)
【ドリップ☕️】
蒸らしが終わるとお湯を注いでいきます。
コーヒー豆が入っている位置がお湯に浸っている状態をキープするのがコツです。それより上までお湯が来てしまうと薄くなります。一方ゆっくりお湯を入れると雑味が強くなります。
簡単でスムーズな抽出をために円錐型のドリッパーやアバカのフィルターを選んでいますが好きな道具を見つけて遊んでください。彼らはとても心強い味方です!
こういうコーヒーサーバーがあると、今どれくらい抽出したかが一目でわかるので便利です。
このコーヒー豆軽量スプーン山盛りで15gです。
130mlにつき15gというのは僕の基準ですが、美味しいコーヒーを抽出するためには変化させる場所を絞っていく事が重要です。
・コーヒー豆と水の量
・コーヒー豆の挽き目(グラインダーの種類)
・お湯の温度
・蒸らし時間
・ドリップの速度
・ドリッパーやペーパーフィルターの種類
以上の項目を固定して、1つだけを変化させることで実験していく事が自分の好みのドリップを見つけていく方法です。どれを変えても変化が大きいので2つ以上を同時に変更してしまうと迷子になります。エレキギターでの音作りにとても似てると思っています。(木材、ピックアップ、コンデンサー、弦、シールド、ペダル、プリアンプ、パワーアンプ、キャビネット...どれを変えても音が変化するけど、それが自分にとって良い変化かどうか決めるのは自分。旅を始める前に最初に目的地を決める事が重要。道具にまつわる旅路は一つ一つの文化や、歴史、メカニズムを味わうこと通してこだわりを持つ人間を愛すため開かれている)
【アイスコーヒー🧊】
サーバーは大きいのがおすすめです。
中にたくさん氷を入れて、その上でドリップして、抽出終わったらマドラーとかでくるくる回転させると簡単にアイスコーヒーが作れるからです。
【酸化の楽しさ⏳】
焙煎された豆は0日から14日にくらいにかけて毎日違う飲み物に変わります。何日目が好きなのか探すのが楽しいですよね。
中深焼きは4〜6日目が特に素晴らしいです。
14日過ぎると段々よさが落ちていくことが多いですが、30日経って初めておいしくなったコーヒー豆に出会ったこともあります。
【保存方法💾】
基本的に常温で保存してください。
冷蔵冷凍すると美味しくなくなります。
冷蔵庫冷凍庫の匂いを吸収してしまったりします。
でも真夏は常温が高温なので焙煎が進んでしまいます。真夏は冷凍庫に入れましょう。
また大量にコーヒー豆を購入してしまったときは飲み切るまでに酸化しすぎてしまいますよね。3週間で飲みきれないなら2週間は常温で楽しんで、それから冷凍してください。酸化しなくなります。
コーヒー豆を挽いてしまうと数分で酸化してしまいます。粉にするのはコーヒーを淹れる直前にしましょう。
【コヒ豆との関係性🥃】
豆の量をケチるなら豆の質をケチった方がいいと思います。それくらい量は重要です。
量をケチるというのは、水に対しての豆の量です。
少ない豆でも細かくひいてゆっくりゆっくり淹れると濃く出せますが、何が濃いのかというと色と苦味です。
良いコーヒー豆を楽しむなら良さを殺さないように抽出したいです。
コーヒーは焙煎で色んな表現ができますが、コーヒー以外の好きな飲み物の影響が大きいと思います。
ぼくは蒸留酒好きなので、アルコール感強いナチュラルのコーヒー豆が好きです。
赤ワインっぽいコーヒーや、紅茶をめざしたようなコーヒーもあります。
浅煎りは紅茶やジュースみたいなイメージでローストする事が多いです。
【微粉にバイバイ👋】
熱湯で淹れた場合に苦いと思ったら、(挽き目が均一なら)それより少し荒くひくだけで苦味を調節できます。グラインダーによっては微粉がたくさん出てしまうものがあります。微粉は濡れた瞬間に雑味となってしまいます。なるべく少ない方が良いです。良い道具があります。
これについてるふるいを用いると微粉を落とす事ができます! 良いグラインダーがなくても美味しいコーヒーが飲める世界...。
【殺すな🍉】
コーヒー業界はこだわりの世界なので、コーヒーについて発信してる事って人によってバラバラですよね。
ぼくはコーヒーの個性を殺さないという事をテーマにしています。無駄なこだわりを減らして楽に誰でも美味しく面白くという思想を持っています。
僕は毎日たくさんコーヒーを飲んでいます。おいしいし幸せです。
朝はまずコーヒーを飲むし、職場でも飲むし、夜も飲む。
友達が来てくれたらやっぱりコーヒー飲むし、飲み比べしたりもする。
マキネッタでエスプレッソをつくりカフェラテを楽しむ日もある。
コーヒーを淹れる事・飲む事は遊びだなと感じています。
僕のおばあちゃんが死ぬ直前に入院していて、僕の事も分からなくなっていた時に、聞いた言葉が印象的でした。
「次来るときは飴を持ってきて欲しい、ここはつまらないから」
飴って食べ物だけど咀嚼して飲み込まない。時間をかけて溶かしていく遊びなんだなと初めて気がついた。おばあちゃんは子供の時からそれに気がついていたのかも知れないと思った。
フィッシュマンズの「RUNNING MAN」という曲の歌詞が好き。
『晴れた日は君を遊ぶのさ 晴れた日は丸めて遊ぶのさ 寝っ転がったらするのさ タバコをすったりするのさ 紅茶を飲んだらするのさ そう、つまらないのさ』
人は生きるのが退屈でつまらないから遊びたいんだな。子供達は、大人達は、みんなで、ひとりで何して遊ぶのが好き? 僕はいつも遊んでいたい。眠気覚ましにコーヒーを飲むときは、遊びというより道具なんだけど、ライヴが終わって家に帰るために夜に高速道路を走ってるとき、眠いからコーヒーを飲む行為はとても遊びだ。受験に向けて深夜に勉強してる時に飲むコーヒーだって遊びだった。ごみ収集員として働いてるときは缶コーヒーが通貨だった。仕事を助けてあげたら同僚がお礼に缶コーヒーを買ってくれる。喫煙所で生臭い作業着のままそれを飲む時は仕事中なのにとても遊びだった。
人生を使ってずっと遊んでいたい。イプクコヒ的にはコーヒーにまつわる事は遊びに関わる仕事だ。
カフェをやっていたときと比べるとコーヒー豆をそのまま売るというのは利益が全然無いです。ほとんど遊び。でもリピしてくれる人がほとんどで嬉しいです。
本人はコーヒーを飲めないけどプレゼントに買ってくれる人もいる。これはすごい事だと思う...。
カフェインが飲めない人がカフェインレスコーヒーを買ってくれる事も嬉しい。これも素晴らしい事だ。
そういう遊びを続けて広げていく事がつまらない世界に対する抵抗だ。